洋書の選び方3=目的


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役に立ちそうなものを選びましょう

もう一つ、洋書の選び方として、目的に合ったものを選ぶという
ポイントもあります。

目的とは何でしょうか? 大きく分けて2つあります。

1つめは「英語を学ぶ」ということ。
つまり、英語そのものを学ぶために役立つであろう選択する、
ということです。

「英単語や熟語などのボキャブラリーを増やそう」
「英文法を実戦の中で理解しよう」
「英文解釈をスムーズにできるようになろう」などです。

これらであれば、小説や伝記などの読み物が適しているでしょう。

もう1つが「英語で学ぶ」ということ。
こちらは、英語を使って学び、自分の専門性を高めたり、
趣味の分野で最先端の情報を仕入れたりすることです。

「心理学を学ぼう」
「マーケティングについて勉強しよう」
「科学に関する興味深いことが知りたい」

こうした好奇心と向上心を持つことで、自分の視野を広げ、
深く掘り下げ、実生活に生かせるようになっていきます。

書店や図書館に行けば、たくさんの翻訳本が並んでいますよね。

単に言葉を置き換えただけのものもあるかもしれませんが、
翻訳者自身がそこから学んで、成長し、人生を充実させたり、
豊かにしているケースも多いのです。

ちなみに、この2つは対立する概念ではありません。
一石二鳥を狙うこともできます。

その場合は、「英語で何かを学ぶ」ことがメインで、
スムーズに理解するために、英語そのものに敏感になるというのが
洋書を読む目的になることでしょう。

いずれにしても、自分が何をしたくて洋書を読むのか?
に思いをはせると、いい本を見つけることができますよ。

どんな洋書を選んだらいいのか? 次は、「4.レベルは気にしないこと」です。



ハリポタ英語研究家 前澤 敬(まえざわ たかし)


2001年ハリポタと出会う。2003~07年クリストファー・ベルトン著『ハリー・ポッターが英語で楽しく読める本』Vol.1~7(コスモピア)の発刊に協力し、全巻を英語で読み通す。パソコンを使った英語語彙増強法を考案・提唱している。

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2013年12月06日
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