洋書のメリット2=文法
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2.英語の文法を自然に身に付けられるから
第二に、洋書を読むと、英文法を自然な形で身に付けられます。
英会話教材の広告では、英文法を完全に敵視していますよね。
いわく、「ネイティブは、文法なんか意識していない」、
「英文法は学者のためのもので、一般の人には必要ない」、
「文法を気にするからダメ」…これらはまともな認識と言えるでしょうか?
欧米人は、英文法を意識せずとも、それしかないのでよいのですが、
日本語の文法は英語のものと異なるので、きちんと理解していなければ、
混乱するのは当然と言えば当然ではありませんか。
かといって、TOEIC、入試の文法問題に出てくる、
穴埋めや並べ替えのような問題はあくまでテスト。
どうでもいいものも少なくないため「重箱の隅をつついてる」と
批判されるのでしょう。
これに対し、文章を読むことで培われる文法は、真に実用的です。
重要なものは何回でも出てくるし、さほどでないものは
それなりの頻度で登場します。
ですから、勉強するというより、出会った文章の疑問を解決していく
というイメージでいれば、自然に力が付いていきます。
詳しくは「読み方」の方でお話しますが、文の構造を押さえれば、
英文法で悩むということは少なくなります。
→なぜ洋書はお勧めなのか? 次は、
「3.達成感と充実感を味わうことができるから」です。